お金 マインドアップ

知っておくと収入アップになるお金とは?【信頼の仕組みを簡単解説】

2020/02/14

お金の意味


お金って何だろう?
銀行はなぜあるの?
なんでみんなお金持ちになれないの?

 

こんな疑問にお答えします。

生まれた時からある「お金」
当たり前に何とでも交換できて便利なものです。

人によっては「夢を叶える道具」かも知れませんし
「お金は悪だ」「卑しいものだ」と言うひともいるでしょう。

今回はそんな「お金」についてお伝えします。
お金のことを知ると、少し世の中のイメージが変わるかも知れません。

人によって様々な意味がありますが、お金はたった一つの意味を持ってこの世に存在します。

この記事では現在の金融の成り立ちを書いています。
お金の仕組みがわかればわかるほど、お金に好かれる人になるので
お金の基礎知識として読んでみてくださいね。

お金とは何か?

お金とは何か?

お金とは「信用」です。

信用と言われても、あまりピンと来ないかも知れません。
お金の意味が人によって違うのは、お金に対して感情を持っているからです。

  • 子供のころ両親がお金のことでケンカをしていた→お金は汚いもの
  • 親が困った時にはお金をくれていた→お金は便利なもの
  • お金を使うとスッキリする→お金は欲を満たしてくれるもの
  • 金遣いの派手な人を見て→お金は卑しいもの

ほとんどの場合、お金は感情で意味付けがなされています。
感情で意味付けされると、本質から遠のいていくのでお金持ちにはなれません。

お金の意味をきちんと理解しているとお金をたくさん持つことが出来ます。
もし今よりもお金持ちになりたいと思ったら
お金のことを知ることから始めることです。

お金ってどうやって出来たの?

「物をお金で買う」のが当たり前の現代ですが、お金が存在しなかったころ
人はお魚↔︎お肉、野菜↔︎壺などなど物々交換で生活していました。

そうすると物々交換による問題が発生します。

  • いつでも交換できるものがあるとは限らない
  • 生モノはずっとはとっておけない
  • 大きさや量の基準がバラバラ

この問題を解決するために、最初は貝殻がお金となりました。
その後、金(ゴールド)の延べ棒と成り代わっていきます。

ゴールドは柔かいのですり減ったり、盗まれる危険性もあるため頑丈な金庫を持っている
金庫番(当時の金細工職人や両替商)に自分の「金」を預けました。

お金の仕組み

そして、「金」を預けた代わりにその証明書として「預り証」を受け取ります。
金を預けた商人たちは必要なときに「預り証」を持っていき金庫から金を出してもらっていました。

金庫番は金を引き出されても、いつもある程度の金が金庫に残っていることに気付きます。

そこで、商人たちに金を貸し出すようになりました。
貸し出した金は投資され、さらに富を生み、再び預けられます。
金庫にある金はだんだん増えていきました。

これが銀行の仕組みとして確立していき、金の「預り証が」紙幣になっていくのです。
つまり、何も価値のないはずの紙切れが「金と交換できる券」として
世の中に信用されることで「お金」の機能が確立されたと言えます。

もともと価値があったのは金です。その金と交換できる紙を兌換紙幣だかんしへいと言います。
兌換紙幣は1971年にアメリカのニクソン大統領の宣言によって停止されました。

たった30年前まで預り証だったのに(ほとんど知られてませんが)
それまで積み上げてきた信用で、ただの紙切れが価値あるものとなったのです。

お金を取り扱う銀行の仕組み

銀行

お金の話をするともれなく銀行の話となります。
なぜなら銀行は元の金庫番の役割をしているからです。

銀行の特徴は

お金を預かったり、お金を貸し出してくれる

上記が、主な役割です。元の金庫番ですね。

銀行はお金を貸して金利手数料で回ってると思われがちです。
ということは最初から貸し出しするお金は持ってる必要があります。

銀行は最初からたくさんのお金を持っていたのでしょうか?
いいえ、違います。「信用創造」でお金を増やしていったのです。

銀行の信用創造とは何か?

上記までの話として、
すでに「お金には信用がある」という価値付けとなりました。

この信用を元に銀行の銀行である日本銀行がお金を発行するのです。

日本銀行の3つの役割

  • 発券銀行
  • 銀行の銀行
  • 政府の銀行

銀行は日本銀行から発行されたお金を、企業や個人に貸し出して
世の中に流れるお金の量を増やす仕事をしています。これを「信用創造機能」といいます。

信用されている紙幣を刷り、そのお金を貸し付けることが銀行の始まりです。

信用創造の仕組み

信用創造

→日本銀行が銀行へお金を発行
→出金する人たちのために少し手元にお金を置いておく(準備預金)
→残りを貸し出しに回します。

貸し出した先はすぐに全額使わないため、銀行はまた少し手元において貸し出し
という無限ループでお金が何倍もの規模に広がります。

「A銀行は信用できるからお金を預けよう」

信用されると預かり金が増え、貸付もより多くできるようになります。

「A銀行、悪いニュースが出ているな」

信用がなくなると預金者の出金ラッシュとなり
貸付金を返してもらおうにもすぐには現金が用意できない、という現象が起こります。

銀行はお金の信用という価値を利用してお金を発行し、誰かに貸し出すことによって、お金を増やす仕組みです。

これが信用創造です。
逆を言えば、借金をする人がいなくなってしまうと資本主義経済は成り立たなくなるとも言えます。

信用創造はわたしたちの生活でとても身近なもの

インターネットがない時代はお店へ足を運んで店員さんと顔を合わせてお買い物をしていました。
インターネットが普及して、家から一歩も出ずにショッピングすることが可能になりました。

あなたはたくさんあるお店の中でなぜ、そのお店で買い物をするのでしょうか?

昔から知っている馴染みのお店だから?
TVや雑誌に出ている有名店だから?
店員さんが話しやすいから?
ネットやSNSの口コミが良いから?

理由は様々ありますが、本質は「信用しているから」です。

何気ない日々の中で「信用」という目に見えないものを動機に多くのお金が世界中を駆け回っています。
特に現代はインフルエンサーの発信により「あの人が言っているから」という理由で商品を買うこともありますよね。

この場合、商品自体がどれほど良いかということよりも
発信している〇〇さんが信用されているということになります。

このお金の信用の仕組みを知らない場合、正しい情報が正しく入ることなく
ただただ消費行動を繰り返してしまうのです。

お金持ちは信用創造をよく理解し、行動します。
10の信用があれば100のお金を集めることができるからです。

借金も信用がないと出来ません。
もしもあなたの周りに億単位以上の借金をしている人がいるとしたら
それほどまでに信用されていることになります。

感情に囚われすぎず、本質を見ていくと常識が変わってくると思います。

お金に好かれる自分になる3つのこと

お金に好かれる

  • お金を使う時は一球入魂レベルで、その商品が本当に良いものかを考える
  • 人から信用される自分かどうかを客観的に考える
  • 周りの信用をいかに得ていくかを真剣に考え行動する

信用さえあれば、お金を増やすことは簡単にできてしまうのが資本主義経済です。
今回はお金の仕組みについてお伝えしました。

お金とは

「お金を信用している人たちによって価値付けされている紙切れ」

です。

もし世界のほとんどの人たちが「お金に価値がない」と判断したらどうでしょう?
信用創造で出来ている、資本主義経済から本当の信用主義経済となっていくのかも知れません。

お金持ちになるための入門の本をご紹介

今回、この記事を書いてぶっちゃけかなり疲れました。
ずっと書きたいことだったんですが、文字にしようとすると難易度高かったです。
自分の記憶だけでたどって書くのは怪しいので、本を見直したりして。
改めて思ったこと。

お金の勉強って学校の勉強より大事だと思う

わたしが月収100万円以上を安定させることが出きたのは
お金の仕組みを知ってからです。

自己啓発やビジネス書ももちろん大事ですがお金の話ってマインドがなってないと
自分から情報取ろうなんて思わないんですよね。

だから、この記事を読んでる人は間違いなくマネーリテラシーは高いと思います。

ここではわたしが読んで今でも役にたったと思うお金にまつわる本をご紹介します。

99%の人が気づいていないお金の正体

お金が『信用』であることがわかりやすく買いています。
ホリエモンさんは、基本的に誰にでもわかるような簡単な言葉で書いているので
サクッと内容が入ってきます。

この一冊で貯金や保険の歴史的背景もわかり、その本質について解説されているので
今後のお金に対する考えが変わるはずです。

夫婦1年目のお金の教科書 夫婦生活はお金の相性で決まる!

こちらは夫婦におけるお金の問題を解決してくれる本です。
「夫婦のお金」「家族の住まい」「貯金・投資」「老後の備え」などに特化してます。

夫婦でも他人なので、お金の概念が違うことからズレたりしますよね。
結婚している人はもちろん、結婚を考えている人も恋人同士からでも
お金に対して考えを合わせていくために使うことができます。

マンガでわかる シンプルで正しいお金の増やし方

お金を増やすためには何をしたらいいのか、を具体的に書いてます。
身近にある「保険の仕組み」や「お金を扱う商売をしている人にお金の相談をしてはならない」など
当たり前の枠を外してくれる一冊です。

お金の増やし方まで丁寧に書かれているので入門書としてはオススメです。

経営者向けに書かれている本です。ですが、フリーランスも知っておくべき事実を
明瞭に書いてくれています。借金の概念が変わることは間違いないです。

今後、独立を考えている人は手にした方が良い一冊です。
わたしはこの本を読んで借金も信用の一つだと理解できるようになりました。

わたしは「歴史を知りたいなら金の流れを追え」と教わりました。
この本は正にドンピシャです。

他の本と比べて、これまでの歴史の中で繰り返されているお金の流れを
根本から理解できます。

古代エジプト時代から現代に至るまでの国家の繁栄と衰退について
税金をキーワードとして分かりやすく説明していて
が中学生でも理解出来る内容なので一家に一冊おいておいても本は取れます。

以上5冊の本を紹介しました。

全てお金にまつわる本ですが視点が違います。
お金の知ることでお金を作ることができるので、全て読破すると良いと思います。

本を買うお金がない場合は、図書館を利用するのもありですね。

まとめ

今回はお金についてのお話でした。

お金とは「信用」です。

お金がほしいのであれば、信用を積み重ねていくことで
収入を増やしていくことができます。

わたしはコミュニティマーケッターとして活動しています。
コミュニティ作りが得意です。

そこで、ユーザーが必要と思う商品を必要なタイミングでオススメすると
商品が売れる仕組みです。

ただ、ここで大切なのは「信頼」がなくてはコミュニティがあったところで機能しません。
「胡散臭そう」な人からものを買おうとは思いませんよね?

もしあたなが自分で稼いでいきたいな、と思ったら
信頼を作って自分のコミュニティを作ると良いです。

そのためにお金の勉強をすることをオススメします。

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